INTERVIEW 02
事業所全体を統括する所長として、
誰もが生き生きと働ける環境をつくる
春日部事業所 所長 / 菊池 直人
Chapter 01
食品業界への就職を検討した理由は、人々の暮らしに欠かせない“食”を支えることから、景気の影響を受けにくく安定していると考えたためです。そのなかでも当社は、大手企業の取引先が多数あり、経営基盤がしっかりしているため、長く働けると感じたことが入社の決め手となりました。 現在は春日部事業所の所長として、当社が請け負う全工程の統括をしています。当社が請け負う範囲は、ベーコンやウインナー、お惣菜といった食肉加工などです。所長として最も力を入れているのは、安心安全で衛生的な職場づくりです。今まで様々な事業所で培った経験を活かして、環境づくりに取り組んでいきたいと考えています。
Chapter 02
当社の魅力は、頑張りをしっかり評価してくれるところにあると思います。私の場合は所長ということで、事業所の業績が自分の評価に直結します。生産性や利益率を上げたぶんだけ、お給料にも反映されるので、目に見えやすく働きがいがあります。しかし、生産性や利益率というのは、自分の頑張りだけで達成できるものではありません。周りの人とコミュニケーションを取りながら、協力することが重要となります。とくに春日部事業所は人数が多く、さらに外国人も多数在籍しているため、より一層の難しさがありますが、私は日ごろから「難しさ=仕事の面白さ」だと考えています。国籍関係なく一人ひとりの想いを受け止められるように、通訳の方とも協力して、コミュニケーションを密にとるようにしています。
Chapter 03
この仕事を通じて成長したのは、人の気持ちに寄り添う力です。様々な人と関わるなかで、人の痛みや喜びを自分事のように感じられるようになったと思います。また、全体をマネジメントする立場としては、寄り添うだけでなく、周りから話しかけやすい存在でいたいと考えています。周りからは言いたいことを言いやすく、私からは聞きたいことを聞きやすい。そんな雰囲気をつくることで、人と人として関わり合いながら、楽しく仕事ができる環境をつくりたいです。 今後の目標は、春日部事業所の業績を上げることです。まずは「ムリ・ムラ・ムダ」を省くことから取り組みたいと考えています。基本的で簡単なことのように思えますが、慣れてしまうと「ムリ・ムラ・ムダ」は感じにくくなるものです。春日部事業所に異動したばかりという私の立場を活かして、新しい目線で改革していきたいです。